【Montessoriちゃいるどはうす草薙_015】やわらかぽっとん落とし

〈ねらい〉指でつかむ、手のひらで握る、穴の中に入れようとしてみる
〈材料〉布、綿、タッパー
〈作り方及び説明図・完成図(写真)〉
➀布を同じ大きさに切る。
②半分に折ってミシンで縫う。
③布の片方を波縫いして縛る。
④布をひっくり返して綿を入れる。
⑤布の先を縛って綿が出ないようにする。
〈子どもの様子〉
(高月齢児)手のひらではなく、3本の指で掴み、穴の狙って入れる様子がある。集中して、4本すべて入れることができた。
(低月齢児)穴の中にうまく入らないと棒をなめ入れようとしなくなった。蓋を開けて入れられる部分を大きくしたら、穴の中に入れることができる。入ると嬉しそうに保育士の顔を見る。繰り返し入れて楽しんでいた。まだ入れる穴が狭いと難しい様子だったので、蓋を開けると蓋を開けた状態で棒をいれ楽しんでいた。
棒の素材が気持ちよいのか、手のひらで何度も握る。保育士が穴の中に入れる様子を見せると、穴の中に入れようとする。何本も持って穴の入れようとするので入らない。一本にしてやってみると手の平で穴の押し込む様子がある。入るととっても嬉しそうに笑顔を見せた。
まだまだ手のひら全体でつかむ子が多いが、長い棒にすることによって掴む、握ることを自然と行うことができている。
棒を柔らかい素材にしたことにより、自分で入れやすくなり、できた達成感や嬉しさに繋がっていると感じた。