【Montessoriちゃいるどはうす中吉田_060】クロスステッチってなあに?
〈ねらい〉
手指の巧緻性、表と裏が分かる、規則性に気付く
〈材料〉
厚紙、一穴パンチ、丸紐
〈作り方及び説明図・完成図(写真)〉
1.糸を通す箇所に一穴パンチで穴をあける
2.厚紙の表側にクロスステッチの縫い目を×印で描く(糸が通るライン)
3.厚紙の裏側、糸を通す穴と穴を一直線に結んだ線を描く(糸が通るライン)
4.縫い始めの穴に丸紐を結ぶ
☆ステッチが大きく数が少ないものと、ステッチが細かく数が多いものの2種を用意

〈子どもの様子〉
縫いさしでのクロスステッチを始める前段階として、穴に丸紐を通してステッチの縫い方を体感できるように準備した。台紙の表は斜めに、裏は横一直線に、ガイドラインの通りに紐を通していくということが、使っているうちに理解できてくる。斜めに縫い進めたあと、折り返した時に裏側が同じラインを2度通るということが分かりにくい様子だったが、それに慣れるとひとりでスイスイ進めていくことができる。穴に紐を全て通した後に、次の子が使えるよう紐を外すことも根気強く丁寧に行っている。このお仕事に親しんだ子は、縫いさしでのクロスステッチが順序良く出来るようになり、国旗など複雑な模様にチャレンジしている。


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