【Montessoriちゃいるどはうす草薙_026】あおむしのスプーン移し

〈ねらい〉

色の認識・ペアリング・スプーンの持ち方(上手持ち→下手持ち→鉛筆持ち)

 

〈材料〉

紙粘土・絵の具・ニス・つま楊枝・フェルトシート・ボンド・両面テープ・スプーン・フェルトボール5色・フェルトボール入れ

 

〈作り方及び説明図・完成図(写真)〉

  • 紙粘土であおむしの顔と円形の体の部分(5個)を作る。絵の具で色を塗り、乾いたらニスを塗る。円形の体の部分はフェルトボールが入るようにそれよりも大きめで深めのくぼみを作り、赤、緑、黄色、水色、ピンクの絵の具をそれぞれ塗る。
  • トレイに両面テープで芝生に見立てた緑のフェルトシートを貼り付ける。
  • フェルトシートの上にあおむしの顔と体をボンドで接着する。

 

〈子どもの様子〉

高月齢児

・棚に置いてあることにすぐに気付き興味を持つ。初めスプーンは上手持ちで全てを行う。二回目に保育士が鉛筆持ちで提示をするとそこから全て鉛筆持ちで行う姿が見られた。下手持ちで行う子もいた。

・色の認識をして5色全てペアリングする。ペアリングをしながら「ぴょんぴょん」と表現し、全て終えると保育士の顔を見て「出来たー」と両手を上に上げて喜ぶ姿が見られた。

・スプーンを持ち、上手にフェルトボールをすくいペアリングする。スプーンからフェルトボールが落ちると左手でスプーンにのせたり、もう一度すくい直したりしながら取り組む様子が見られた。「ピンク」「みどり」など色を言葉に出し楽しんでいた。

 

低月齢児

・「あおむし」と、大好きなあおむしの姿に喜びながらペアリングをする。二回目は色を意識せずに自由にフェルトボールをスプーンや手を使い置いていく様子が見られた。

・一回目は上手持ち、二回目は保育士が下手持ちを提示し促すと、一度だけやる姿があったがすぐに上手持ちに持ちかえる姿が見られた。

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