【Montessoriちゃいるどはうす草薙_023】鬼は外、福は内

〈ねらい〉節分の行事に親しむ、掴む・投げる動きを楽しみながら促す

 

〈材料〉フェルト、マジッククロス、キルティング布、布、ゴム、綿、棒、タコ糸、マジックテープ

 

〈作り方及び説明図・完成図(写真)〉

①フェルト、マジッククロスを鬼の形に切る

②①をそれぞれボンドで貼りつけ、ミシンで縫う。

③キルティング布の上下を縫い、棒を通す

④③に②をミシンで縫い付ける。

〈ボールの作り方〉

⑤ボールは布を円形に切り、周りをほつれないようにミシンで縫う。

⑥⑤の表の中央にマジックテープを縫い付ける。

⑦⑥を袋状にしながら綿を入れ、ゴムで留める ⇒完成

 

 

〈子どもの様子〉

 

 

●0歳クラス

〈低月齢児〉保育士が「鬼は外、福は内」と言いながら投げるのを見ることが楽しいようで、何度も保育士にボールを渡しに来る。ボールを手渡すとぎゅっと握ったまま鬼にボールを投げず、保育士の投げたボールを笑いながら取る。ボールを投げるのではなく、鬼の顔のところまで行ってボールをくっつけると嬉しそうに拍手をする。

〈高月齢児〉保育士の動きをよく見ていて、「鬼は外」に合わせて「おー!」と言いながらボールを投げる。くっつくと「あ!」と言って笑顔を見せる。「鬼は外」の言葉に合わせて投げることが楽しい様子だった。

 

 

 

 

●1歳クラス

保育士が「鬼は外―!」と言いながらボールを投げると、一緒に「鬼は外―!」と一言いながら投げて、くっついたのを見て「おぉ!」と驚いたりする子もいた。「できるかなー」といいながら投げ、「くっつかない!」「くっついた!」など何度も言っていた。投げるのではなく、鬼のそばまで行き「ぴたっ」と言いながら、ボールを何度もくっつけたり外したりしていた。

●2歳クラス

全体的に大きな声で「鬼は外―!」と言いながら投げて、くっつく、くっつかないを楽しんでいる様子であった。くっつかないと「もう一回」といい何度も挑戦していた。それぞれ楽しみながら節分に親しんだ。ボールを投げる、握るなどの手首の動きを促すことができた。

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