【Montessoriちゃいるどはうす中吉田_008】スプーンでぱっくん

〈ねらい〉
スプーンを使う スプーンですくう スプーンで移し入れる フタの開閉

 

〈材料〉
【パターン1】画用紙(口を開けたライオンのイラスト)・密閉シール容器(いわゆるタッパー)・スプーン・フェルトボール(5個)・小さい器・トレー
【パターン2】画用紙(口を開けた男の子のイラスト)・密閉シール容器・スプーン・ボタン(5個)・小さい器・トレー
【パターン3】画用紙(口を開けたウサギのイラスト)・密閉シール容器・スプーン・アイロンビーズ(5個)・小さい器 ・トレー

 

〈作り方及び説明図・完成図(写真)〉
1. 口を開けたイラスト3種を画用紙を切り貼りして作り、ラミネートをする。

2. イラストの通りに密閉シール容器のふたに穴をあける
3. 密閉シール容器のふたにイラストを貼る
4. トレーに密閉シール容器を両面テープで固定する
5. 小さな器にフェルトボール等を入れ、トレーに置く
6.スプーンをトレーに置く

 

〈子どもの様子〉
1歳児クラス向けに製作。保育室の棚に出した日から、変わるがわるトレーを運び、お仕事に取り組む姿が見られる。
スプーンを使ってそっとすくい、口の中へ移し入れる時に「あーん」と言う子、一度に二つまとめてすくう子、月齢の低い子はボールやボタンを床に一つずつ落とすことを楽しむ様子も見られた。ボタンに野菜や果物の輪切りの画像がプリントされているものを使用したことで、食べ物を口に入れることをイメージしやすい様子だった。

すべて容器に収まってしまうと、困った顔で保育者に訴える姿もあったが、容器のふたの開け方をゆっくり提示すると、次からは自分で開けられるようになり、何度もすくい入れたり出したりを繰り返していた。

 

給食でスプーンを使ってすくうこと、食べることが日に日に器用になってきている。

 

★保育士が側についてお仕事をすることでフェルトやボタンの誤飲は起きていない。

★万が一、フェルトボール等を紛失した際に職員がすぐ気が付くよう、用意する数を全て5個に揃えておく。

 

 

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